サンムーンで体質改善カウンセリングを担当、薬を勧めない薬剤師Chiakiです。
様々な身体の不調に対して、食事・栄養を整えることから不調がなかった状態に戻すためのカウンセリングをさせて頂いております。
ダイエット、肌荒れ、頭痛、生理痛、便秘、冷え、むくみ、不妊、更年期障害など女性の身体の不調、血圧、アレルギー、リウマチ、癌など病気や薬の副作用緩和などご相談を多くいただいております。
脳は油でできている!?
実は、私たちの脳は水分を除くと約6割が油でできています。(残りの4割がたんぱく質です!)
この油こそが、私たちの脳を柔らかく保ち、情報伝達をスムーズにすることで頭の回転や前向きな気分を維持しています。
年齢を重ねると、物忘れが・・・、同じことを何度も話してしまう・・・、気分が落ち込む・・・など、なにかしら当てはまる症状が起こったり、最近は若い方でもメンタルヘルスの必要性が高まっています。
この脳に大切な油のうち、特に重要なのがDHAとEPAです。
“魚を食べると賢くなる”と誰しも一度は聞いたことあるセリフ!!
魚売り場で、♪魚、魚、魚~ 魚を食べると~ 頭、頭、頭~頭がよくなる~♪なんて歌がながれてますよね。
そうなんです!魚!! 特に、青魚に多く含まれています。
脳や神経をつくるために必要不可欠なDHA・EPAは子供から大人になる過程で必要になることは間違いないのですが、近年の魚離れや食生活の欧米化に加え、加齢により減っていくことで脳の働きが衰えていきます。
優先すべきは、悪い油の引き算!
多くの方は、「油=太る、身体によくない」イメージをもっています。
色々な種類の油を食べ物からも摂取していますし、体の中で作られるものもあります。そして、脂肪になるだけではなく、ちゃんと脳や神経の原料でもあり、私たちの身体を作っている37兆個の細胞の膜でもあります。
ただ、すべての油がよいわけではなく、身体によい油もあれば、身体に悪い油もあります。
老化やがん、心臓病などのリスクが指摘されており、海外では規制されていますが、日本では目安はあるものの規制がありません。
トランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニング、お菓子やパン、アイスクリーム、ファストフードに使用されている植物油脂など加工食品に多く使われています。人工的に作られた油のため、身体の中で上手く利用できません。出来る限り避けるのが◎
同じく、できるだけ避けたい油は、揚げ物、炒め物、中華料理の油です。
全く食べないことは難しいかもしれませんが、酸化された油によって取り入れた身体も酸化されます。そして、油の量があまりにも多いことも問題です(恐ろしいことに絞れそうなくらい・・・!!)
揚げ物を食べるならば、できれば揚げたてがお勧めです!時間が経ったものは避けましょう。
油の摂り方を変えると・・・
油には、身体にとってよい油と悪い油があることはお伝えしましたが、悪い油を減らして、よい油を増やすと、身体にも変化が起こります。
今回のテーマである脳の健康を維持できるだけでなく、
- お肌がキレイになる
- 痩せやすくなる
- 心筋梗塞や脳梗塞など血管がつまって起こる病気を予防できる
- 風邪引きにくくなる
- 痛みが和らぐ
- 疲れにくくなる
etc...
さまざまな嬉しい効果が期待できます!!
ただ、身体にとって良い油ならいくらでも摂って良いのか?と言うと、
すべての油は1gあたり9kcalのため、糖質・たんぱく質の1gあたり4kcalと比べて2倍以上!
摂り過ぎないように注意が必要です!
いい油の王様は「イワシ」です!!
2匹食べると、1日に必要な最低限の良い油が摂取できるくらいです。
苦手だな、難しそうと感じた場合は、良質な栄養補助食品を取り入れてあげることもお勧めです。
どうぞお気軽にご相談下さい♪