ダイエット中もご飯は食べても良いの?

サンムーンで体質改善カウンセリングを担当、薬を勧めない薬剤師Chiakiです。

様々な身体の不調に対して、食事・栄養を整えることから不調がなかった状態に戻すためのカウンセリングをさせて頂いております。

特に多くご相談いただく悩みは「ダイエット」です。

その他、肌荒れ、頭痛、生理痛、便秘、冷え、むくみ、不妊、妊娠など、女性ならではご相談を多くいただいております。

今日は、ダイエット中の「ご飯(お米)」についてお話しします。

実はダイエット中の方から、とーーーーーってもよく質問されます(笑)

「ダイエット中もご飯を食べても良いのか?」という疑問がどうして湧くのか?と言いますと、糖質制限ダイエットが流行ったからだと考えています。

糖質制限ダイエットとは、その名の通り「糖分」を制限するんです!
糖分=炭水化物から食物繊維を除いたものになります。
過激な糖質制限ダイエットで痩せた!などという記事を見ると、ご飯は食べちゃいかんよね。。。と皆さん素直に思います。

確かに糖質を制限することで、一時期は体重がスムーズに落ちる方もいらっしゃるのは事実です。
けど、身体のバランスは食べ物のバランスです。つまり、カロリー(糖質・脂質・たんぱく質)のバランスが大事です。過激な糖質制限はリバウンドや身体の不調に繋がるため、お勧め出来ません。

なぜリバウンドや身体の不調につながるかと言いますと…

①摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れる
痩せるか?太るか?は、単純に言うと摂取エネルギーと消費エネルギーによって決まります。
過度な糖質制限をする場合、多くの方がエネルギー不足を起こしています。
その結果、生きていくために必要な最低限のエネルギーも足りず、身体がダイエットどころではなく脂肪を手放せなくなり、“ご飯を抜いているのに痩せない”状態になります。
食べてなくても痩せないのに、食べたらどうなるか!?と思うと、結果的にお米がますます食べられなくなるなんてことも。
こういった状態になると、もはやダイエットも本末転倒です。

②脳や赤血球がエネルギー不足で働かなくなる
脳や血液の大部分を占める赤血球は、糖をエネルギーとして使います。頭を使うと甘いものが欲しくなることありませんか?
脳は働かなくなると死んでしまうので糖以外もエネルギーとして使う仕組みがありますが、赤血球は糖だけです!
そのため、極度に糖質が足りなくなると赤血球は酸素や栄養を身体中に運ぶことができなくなり、ぼーっとしたり、やる気が出なかったり、吐き気がしたりと、身体の不調として表れます。
こんな状態になってしまうと日常生活もままならないかもしれません。

つまり、糖質も身体にとっては必要な栄養の1つで、ダイエット中も適量は摂った方が良いと言えます!
脳や赤血球が使うエネルギーを考えると、糖質は最低でも1日100gは摂った方が良いでしょう。

ちなみに・・・
ご飯(普通盛り,160g)1膳 57g
おにぎり1個分(100g)35.6g

最低量で考えても、おにぎりは3個食べられます。

そして、糖質には種類があります!
・脂肪に変わりやすい糖質(甘い飲みのに含まれる砂糖やブドウ糖加糖、お菓子に使っている砂糖など)
・脂肪に変わりにくい糖質(お米など)

脂肪に変わりにくい糖質で上手にエネルギーを摂取することで、ダイエットの強い味方になります!

ご飯を減らすと満足感が得られず、次の食事のタイミングまでにお腹が空いて間食が増えたり、便秘が悪化したりすることも。
お米は炊くと60%が水分!!糖質以外にもビタミンやミネラル、食物繊維など、色んな栄養素があります。
食べると太る!と思われがちですが、悪者ではありません(笑)

ダイエットにまつわる情報が簡単に検索できる世の中で、何が正しくて、何が自分に合っているのか?
選ぶことが難しく、あれやこれややってみても上手くいかないダイエット難民になりがちです!

「この食材は食べても太らないのか?」   

「この食材を食べたら痩せるのか?」

気になりますよね!!

確かに答えがはっきりしていることもあるのですが、

ポイントは・・・「あなたにとって、どうですか?」ということです。

体質改善カウンセリングは、あなたにあった食事や栄養のアドバイスを致します。
あなたのなりたい理想の自分を教えて下さい。
ご興味がある方は、お気軽にご相談お待ちしております♪

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