予防医学カウンセリングの担当、薬を勧めない薬剤師 千秋 です。
様々な身体の不調に対して、食事・栄養からカウンセリングをさせて頂いております。
その中で、特に多くご相談いただく悩みは「ダイエット」です。
その他、肌荒れ、頭痛、生理痛、便秘、冷え、むくみ、不妊、妊娠など、女性ならではご相談をいただいております。
今日は、新型コロナウイルスについて考えてみよう(1)です。
東京では段々と感染者が増え、全国最多になりました。
hair&care SunMOONでもコロナウイルス対策を取りながら、お客様に安全に快適に過ごして頂けるように留意しております。
コロナウイルスで不安が広がる中、不安を煽るのではなく、私たちに出来ることを今一度見直そうという思いでブログにまとめました。
新型コロナウイルスはどんなウイルスか?と、今、私たちができる予防対策です。
新型コロナウイルスは、発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、エンベロープという膜をもっています。インフルエンザやHIVのウイルスと同じ構造の仲間です。
ニュースで報道があった、インフルエンザやHIVの治療薬が功を奏した例はは共通の構造を持つからかもしれませんね。
ただ、現在はこれといって有効な治療薬はなく、対症療法といって症状に対しての出来る限りの治療をしていくしかない状況です。
つまり、かからないに越したことはないのですが
無症状感染や潜伏期間中に抵抗力や免疫力が低い方に移してしまう可能性もあります。
新型コロナウイルス自体は、現在、飛沫感染もしくは接触感染が感染経路となっています。
飛沫感染は、確かにライブハウス、ジム、飲食店などで感染が広がった経緯をみると、
「密閉空間、かつ通常より呼吸量が多い、喋る量が多い場所」という共通点からも分かります。
満員電車は相変わらずですが、マスクをし、静かに過ごす空間ではあまりリスクは高くないのかもしれません。(もちろん電車内のつり革や手すりなどの接触感染には注意が必要ですが…)
飛沫感染は、鼻や口を覆って正しくマスクを装着したり、うがいすることが予防につながります。
接触感染は、感染した人が触った場所を触った手で口や目を触ることで感染します。
それを踏まえると、家に帰ってきて手を洗う前にマスクを外すのは危険ですよね!
花粉症の時期も重なっており、鼻をかんだり、目をこすったりする機会も増えているかもしれません。
不特定多数が触るような場所は極力触らないことや、素手で触らない、利き手で触らないこと、こまめに手洗いをすることや使い捨て手袋も有効です。
エンベロープウイルスに分類されるコロナウイルスは、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウムといった消毒薬が有効です。
当たり前のことばかりですが、この当たり前の予防こそが“私たちが最も簡単に出来る予防方法”であり、誰でも出来ることでもあります。
まだまだ未知のウイルスですが分かっている情報だけでも、十分対策がとれます。
間違った情報に振り回されることなく、早く感染が治まりますように心から願っております。
次回は、新型コロナウイルスについて考えてみよう(2)ということで
自宅で出来る食事や栄養から出来る免疫力UPについて書きたいと思います。
予防医学を通じて、健康で楽しい人生が送れるサポートをさせて頂きます。
体調に不安をかかる方、どこに相談したらよいか分からない方、
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気になる方は、お気軽にご相談下さい。