ジャンクフードって、そんなに悪いもの?

サンムーンで体質改善カウンセリングを担当、薬を勧めない薬剤師Chiakiです。

様々な身体の不調に対して、食事・栄養を整えることから不調がなかった状態に戻すためのカウンセリングをさせて頂いております。

特に多くご相談いただく悩みは「ダイエット」です。

その他、肌荒れ、頭痛、生理痛、便秘、冷え、むくみ、不妊、妊娠など、女性ならではご相談を多くいただいております。

今回のテーマは、「ジャンクフード」についてです。

タイトルを読んだだけで、【それは悪いでしょう!!】と思っている方も多いかもしれません。
ただイメージで決めつけるのではなく、
・なんで良くないのか?
・食べたい時はどうしたらよいのか?
について、少し解説してみたいと思います。

「ジャンクフード」と聞いてイメージするのは、
ハンバーガーやチキン、ラーメンなどファストフードやスナック菓子、ジュースやフラペチーノなど甘い飲み物、ケーキやチョコレートなど甘い食べ物です。
これらの共通点でもあり、問題点は、塩分や脂肪、糖質が多いことです。

これが、人間が本能的に好む味付けとも言われています。
母乳の味に近いからとも言われたりします…(←確かに高脂質で甘いです!)
脂肪や糖質が多い食べ物は、やめられない、止まらない・・・【くせ】になりやすく中毒性が高い性質があります。
食べ出したら止まらない、どんどん食べたくなる悪循環にはまります。
「体には悪い」と頭では分かっているものの止められないという方も多い原因だと考えます。

「ジャンクフード」は、塩分や脂質、糖分以外の栄養がほとんどないことから【エンプティカロリー】とも言われます。
エンプティとは英語で「空(から)っぽ」という意味です。

空っぽのカロリーと聞くと、カロリーがないの!?と驚きますが、実際にはカロリー以外の栄養がありません。
高カロリー低栄養と言うことです。
1日に必要なカロリーは十分満たされるけど、栄養が不十分な状態に・・・
太っているのに栄養失調!?
これぞ飽食の時代だからこその現代型栄養失調です。

「ジャンクフード」には栄養が少ないだけではなく、代謝するために多くのビタミンやミネラルが使われます。
本来、身体の機能を維持していくために必要なビタミンやミネラルを使ってしまうことで、健康を損なうことも考えられます。
塩分や脂質、糖分をたくさん摂ることで、腸内環境も乱れます。
そうすると、便秘や下痢、風邪をひきやすい、肌が荒れる、イライラするなど、さまざまな不調の原因にも繋がります。

ここまで読むと「食べるのはやっぱり控えたほうが良さそうだ」ということは分かっていただけるかと思います。

すごーーーーーく好き!これから先、一生食べないなんて人生終わりだ!!というあなた。ご安心下さい(笑)

100%でお勧めできるものではないのですが、上手な付き合い方もちゃんとあります。

ポイントは3つです!!

①食べる時の気持ち

②食べる頻度

③バランスを摂る

①食べる時の気持ちとは・・・
「今日は特別な日!」「たまには好きなものを食べてご褒美にしよう♪」など、日常ではない心づもりです
ジャンクフードを習慣化しない気持ちが大切です!
「食べちゃダメ!」と思えば思うほど食べたくなるとか、反動で食べてしまうこともあります。そんな方は、毎日は良くないよね〜ということを頭の片隅に置いて下さい(笑)

②食べる頻度とは・・・
人によって「たまに食べる」が月に1回の感覚の人もいれば、週に1回の感覚の人もいます。毎日食べている人は2日に1回にしてみる、3日に1回の人は週に1回にしてみるなど、自分にとって心地よい頻度。
身体のために罪悪感を感じずに食べられるペースを見つけましょう。

③バランスを摂るとは・・・
いくつか例を挙げてみます!

セットを食べるときに、サイドメニューをサラダにして、野菜から食べる
           ドリンクはジュースではなく水やお茶にする
晩御飯はバランスの良い和食にする
朝ご飯をプロテイン置き換える
代謝を上げるためのビタミンやミネラルを摂る etc.

他にも色々な方法があります!!
ジャンクフードが好きな方も、決して悲観的になる必要はありません。ポイントを押さえたら、誰でも上手に付き合うことができます。
カウンセリングでは、その方に合った①〜③についてご提案しています。

体質改善のカウンセリングの中でいつもお伝えしていることですが、
「正しいこと7割 楽しいこと3割」を大切にしています。
もちろん身体に良いことを増やしていくことは、長い目でみたときに“楽しいこと”に繋がるかもしれません。けど、目先のことも楽しみつつ・・・というのは、私自身も大切にしています。

脳が喜ぶ食べ方から身体が喜ぶ食べ方にシフトチェンジしていきましょう!!

いつもブログを読んでくだり、ありがとうございます!
ブログを読んでくださる皆様にとって、少しでもお役に立てることがありますと嬉しいです♪

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