予防医学カウンセリングの担当、薬を勧めない薬剤師 千秋 です。

様々な身体の不調に対して、食事・栄養からカウンセリングをさせて頂いております。

その中で、特に多くご相談いただく悩みは「ダイエット」です。

その他、肌荒れ、頭痛、生理痛、便秘、冷え、むくみ、不妊、妊娠など、女性ならではのお悩みを多くご相談をいただいております。

 

今日は、新型コロナウイルスについて考えてみよう(2)です。

7日には緊急事態宣言が発令され、益々不安な毎日を過ごされている方が多いのではないでしょうか。

いつまで続くか分からない、かかってしまったらどうしよう…そんなマイナスな気持ちは、実は免疫力が低下してしまう原因にもなります。『病は気から』という言葉があるように、こんな時だからこそ“大丈夫だ!きっと乗り越えられる!”前向きに過ごすことはとても大切なことに思えます。

今日から何か出来る事はないか?

食事や栄養からご自宅でも出来る免疫力UPについてお伝えしたいと思います。

 

皆さん、どこかで一度は聞いたことがあるであろう『腸活』

免疫力UPと深い関係があります。小腸のパイエル板には体の中に侵入した敵と戦うための免疫細胞の訓練場所があります。腸が綺麗な状態であれば、訓練される免疫細胞もいい状態に鍛えられます。

つまり、“腸内を綺麗に保つための生活習慣”がカギです!

腸粘膜は2~数日で生まれ変わります。直ぐにガラリと全てが変わるわけではないのですが、腸内環境に良いことをやり続ければ、必ずよくなります。(継続は力なりです!!)

 

腸内環境を整えるためには、

①発酵食品を1日1回以上食べる

発酵食品は、腸内細菌の中で善玉菌となる乳酸菌を多く含みます。発酵食品と言えば、納豆、みそ、しょうゆ、チーズ、ヨーグルト、甘酒などがあります。量を多くとるより色んな食品を少しずつ摂るようにしましょう。

②水溶性の食物繊維やオリゴ糖を摂る

発酵食品から良い菌を摂取しても、菌も生き物なのでエサがないと生きていけません。善玉菌のエサとなるのは、水溶性の食物繊維やオリゴ糖などです。水溶性の食物繊維は、こんにゃく、海藻、豆類などに多く含まれます。オリゴ糖は、砂糖代わりに使ってもよいですし、野菜などに含まれているためバランスよく食べていれば問題なく摂取できると思います。

 

この2つのことを意識した食事でお勧めなのは、

ズバリ『和食』

ご飯×お味噌汁はベストです!

・白米より玄米、雑穀米 ・具沢山の味噌汁 ・肉より魚を増やす ・間食に無調整豆乳1杯

難しく考えずに、シンプルに出来ることを見直しましょう。

 

hair&care SunMOONでもコロナウイルス対策を取りながら、お客様に安全に快適に過ごして頂けるように留意しております。

コロナウイルスで不安が広がる中、不安を煽るのではなく、私たちに出来ることを今一度見直そうという思いでブログにまとめました。

当たり前のことばかりですが、この当たり前の予防こそが“私たちが最も簡単に出来る予防方法”であり、誰でも出来ることでもあります。

まだまだ未知のウイルスですが分かっている情報だけでも、十分対策がとれます。

間違った情報に振り回されることなく、早く感染が治まるように心から願っております。

 

次回は、新型コロナウイルスについて考えてみよう(3)ということで

自宅で出来る食事や栄養から出来る免疫力UPの続きで、抗酸化力を上げる方法について書きたいと思います。

 

予防医学を通じて、健康で楽しい人生が送れるサポートをさせて頂きます。

体調に不安をかかる方、どこに相談したらよいか分からない方、

カウンセリングは完全予約制となっております。

気になる方は、お気軽にご相談下さい。

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